リーディングセッション例

☆ セラピストAさん28歳女性
 恋人が欲しいんです。と来店。今の彼女からのメッセージを受け取るために1枚カードを引いてもらいました。出たカードのメッセージは「母」。恋人とは、関係ないはずの「母」のカードに、私はお母様との関係はどうでしょうか?とお聞きしました。
そうすると、恋人が欲しいという言葉の理由が出てきました。
Aさんは1ヶ月前、同棲していた彼と別れたそうです。
そうして、家に帰ってみると、母親から「いい年なのに別れて恥ずかしい、結婚相手が決まるまで家に帰ってくるな」といわれたそうです。そこから、Aさんは1ヶ月母親と一言も話していないということを話してくれました。そして、だから早く恋人が欲しいのだと。
カードは、問題の根本には「母」がいるということを教えてくれたのです。
セッションの中心は恋人作りではなく、母との関係作りへと変化していました。Aさんは母親と話し合う自分、母親と時間を共有することをしっかりとイメージし、そのイメージを明るい結果としてお帰りになりました。

☆ 会社社長Bさん51歳女性
 新しく始める事業についてカードを引きたいとのことでした。
Bさんが自分のカードとして引いたカードは「飛翔」もtarotdeparis_3-1.jpgう御自分の中で、イメージはしっかりと固まっているようです。この方とのセッションで最も驚いたのは、実は人生のタイミングにありました。タロー・デ・パリでは、人生を22年の周期で捉えています。Bさんが今の会社を興したのも、この22年周期のこの今の年だったのです。タロー・デ・パリのこの22年の周期の旅には、驚きがつきものです。今の人生を作るインスピレーションを得た年、転職をした年、そういう年々が、ぴったりと符合していくことが数多くあるからです。今の年が人生においてどんなタイミングなのか、その流れの波に乗ることはとても価値のあるものです。
飛翔を味方にしているBさんの前途は揚々と開かれています。

☆ 主婦Cさん57歳女性
 旦那様との関係を見て欲しいとのことでした。Cさんの今いるところはクロッシング。目の前の橋を渡ることもできるし、留まることもできる。まさに、岐路に立っているのでした。クロッシングの年の前には内面を育てる・真理を見出す年があります。昨年は、亭主関白な旦那様へ葛藤の日々だったそうです。そこで、お二人の関係をみていると、旦那様にも変化の兆しが見えています。今年が肝心なようです。最後に出たカードは、Cさんのバースカードでした。バースカードは、自分の性格の傾向が映し出されます。カードはそれぞれの課題もまた教えてくれます。リーディングの中でバースカードはCさん自身、あるがままのCさんを指しています。そのメッセージはまさにあなたらしく、そのままにいきなさいという後押しでした。すでに変化は必然です。お互いがあるがままでいられるお二人への変化。そして、Cさんの来年は「飛翔」の年。Cさんは二人の関係を変えるために、しっかりと自分の気持ちを伝えるという橋を渡っていくという気持ちを抱きしめて、お帰りになりました。